心の日差し人の伊藤幸太郎です。
あなたは『自己受容』という言葉を聞いたことはありますか?
似た言葉で『自己肯定感』というものがあります。
これらは意味が異なるのですね。
『自己受容』ができると『自己肯定感』ができます。
では、『自己受容』とはどのような意味になるのかと言いますと、『自分の短所・欠点・コンプレックスを自分の一部と受け入れている状態』のことです。
人間誰しも、短所・欠点・コンプレックスを持っています。
完璧に見える人でも、見えていない短所・欠点・コンプレックスはあるのです。
短所・欠点・コンプレックスを否定せずに自分の一部として受け入れている状態が、自己受容なのです。
私で言うと、行動が遅い、という短所を持っていますね。
新しいことをやるのに、考え込んでしまい、行動が遅くなる、ということはよくあります。
他には、大人らしく見えない、というコンプレックスもありますね。
これらのような短所・欠点・コンプレックスを持っているにも関わらず、自分の一部として受け入れずに否定をしていたらどんな感じになると思いますか?
いつも自分の一部を否定してくる自分がいるのですから、すごく生きづらくなりますよね。
なので、自己受容というのは、苦しまずに生きる上でものすごく大切なものです。
あなたはどんな短所・欠点・コンプレックスを持っていますか?
あなたはそれを否定せずに自分の一部として受け入れていますか?
完璧な人なんていないのに、なぜ否定をする必要があるのですか?
発達障害の方は、そうでない方と比べて強い短所・欠点・コンプレックスを感じやすいです。
長所と短所の差が大きいからです。
発達障害の方だから、自己受容が上手くできない、と思われる方もいるかもしれません。
でも、短所と長所、欠点と魅力は表裏一体です。
なので、強い短所・欠点は、強い長所と魅力なのですね。
発達障害だからと言って、引け目を感じずに自己受容をして大丈夫なのですよ。