心の日差し人の伊藤幸太郎です。
あなたはポジティブな自分と、ネガティブな自分なら、どちらになりたいですか?
ポジティブな自分、と答えると思います。
世の中的に、ポジティブなのは良いことと言われていますよね。
ポジティブだと、明るい性格と見られたり、前向きな考え方を持てたり、行動を起こすことができます。
ただ、びっくりされるかと思いますが、実はポジティブとネガティブは一緒なのです。
ポジティブになるのも、ネガティブになるのも原因というのがあります。
それは、観念(主観的な基準)をクリアしているかどうかなのです。
例えば、仕事ができないといけない、という観念を持っている人が、自分は仕事ができる、と捉えられているときはポジティブになるのです。
なぜかというと、その人が持つ観念(主観的な基準)をクリアしているからです。
他には、結婚しなければならない、という観念を持っている人が、結婚をすると、ポジティブになるのです。
なぜかというと、観念(主観的な基準)をクリアしているからですね。
反対に、仕事ができないといけない、という観念を持っている人が、自分は仕事ができない、と捉えていたり、結婚しなければならない、という観念を持っている人が独身だと、ネガティブになるのです。
このことから何が言えるのかと言いますと、ポジティブになるのもネガティブになるのも、同じ観念から生まれている、ということなのです。
そして、自分は仕事ができる、と捉えてポジティブになる人は、仕事ができないと捉えた人に対して否定的に思います。
自分は結婚している、と捉えてポジティブになる人は、結婚していない人に対して否定的になります。
なので、ポジティブであることはネガティブであるし、ネガティブであることはポジティブであるのです。
『ポジティブとネガティブも一緒なら、どんな自分になればいいのかわからなくなっちゃった・・・』
と思われると思います。
その答えは、観念を手放してあるがままの自分になることです。
観念を手放すことで、ポジティブでもない、ネガティブでもない、あるがままのあなたが表れます。
自分を肯定して、相手を否定することもなく、自分を否定して、相手を肯定することもない、ただそのままのあなたが表れるのです。
もし、あなたが発達障害を持っているのなら、物事を極端に捉えやすい、という特性のために、強い観念を持っているかと思います。
そうなると、ポジティブとネガティブどちらかに偏りやすく、あるがままのあなたがより隠れています。
なので、ポジティブとネガティブを生む観念を手放して、あるがままのあなたで人生を歩んでいってくださいね。