心の日差し人の伊藤幸太郎です。
あなたは、今、何かに悩んでいますか？
多分、あなたにはあなたの悩みがあるのでしょうね。
あなたは『なんで悩んでしまうんだろう？』
と考えたことはありますか？
何回かはあるのではないでしょうか。
人の数の分だけ、悩みがある、と言っていいかもしれませんね。
実は、心理学的に、悩む原因というのは
『あること』とわかっているのです。
あなたの悩みを言語化してみてください。
そうしたら、例えば
自分よりも同僚の方が大きな仕事を任されている・・・
という悩みかもしれませんね。
もしかしたら
自分よりも友人の方が好かれている、というものかもしれません。
他には
自分よりも兄の方が学歴が高い
というものかもしれませんね。
これらを読んで、気づくことはありませんか？
そうです、どれも
『他者との比較』が入っていますよね。
人が悩むのは
他者との比較が
根本原因なのです。
では、なぜ他者との比較をするのだと思いますか？
それは、主観的な価値基準（観念）を持っているからなのですね。
例えば、あなたが『料理が上手くないといけない』
という観念を持っていたとします。
そうすると
例えば、ママ友の集まりで一緒に料理をした時に
『この人の方が料理が上手だ・・・』と悩むと思いませんか？
料理のできる・できないに価値基準を持っているからなのですね。
観念を持っていると
自分の方が料理ができない、と思った時もそうですが
自分の方が料理ができる、と思った時も悩みます。
ちょっとびっくりされるかもしれませんね。
ただ、観念の性質として
クリアすることができたとしても
より厳しい観念に変わって
比較をし悩んでしまうのです。
あなたは、お金持ちの人が
『お金が足りない・・・』と悩む話しを聞くことはありませんか？
私は以前に、石油王と呼ばれた人が
死ぬ間際に
『もっとお金が欲しかった・・・』と言っていた
という話しを聞いたことがあります。
なので、観念を持った時点で、他者と比較をし
不足感を持ってしまうのです。
反対に考えると、観念を手放すことができれば
他者と比較をしなくなる
つまり、他者との差を感じなくなるのですね。
そして、心が平穏になるわけです。
発達障害でフラッシュバックを抱えている方も
他者との差で苦しむところはとても大きいです。
フラッシュバックと、他者との差で苦しむこと
関連性が無いように思われるかもしれませんが
実は、深い関係性があるのですね。
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