心の日差し人の伊藤幸太郎です。
生活を送る中で、色々な出来事が起こりますよね。
あなたはその出来事に対して、どのように捉えていますか?
例えば、朝起きて窓を見たら雨が降っていた時、どのように捉えますか?
「今日は涼しくなるからいいな」
「傘持って出ないといけない。面倒くさいな」
「雨って何か落ち着くな」
など、色々な捉え方がありますよね。
心理学において、認知という用語があるのですが
これは出来事に対してどのように捉えるか、という意味になります。
出来事というのは全員が共通のものです。
カレーライスが置いてあったとして
これは誰が見てもカレーライスですよね。
人によって「これはラーメンだ」と捉える、ということはありません。
ただ、同じカレーライスを見ても
捉え方については
人それぞれになりますよね?
あなたは目の前にカレーライスがあったら、どのような捉え方をしますか?
「私の好きな食べ物だ」
「これは甘口かな?辛口かな?」
「カレーライスを食べると調子悪くなるから、食べたくないな・・・」
など、人によって捉え方というのは変わります。
これが認知なのですね。
また心理学において、『認知バイアス』という用語もあります。
これは認知の偏りという意味になります。
ありのままの出来事から、大きく外れた認知が『認知バイアス』なのですね。
例えば、あなたは有名なスポーツ選手を見て
『この人は何でもできる人なんだろうな』と思ったことはありませんか?
これは認知バイアスに当たります。
そのスポーツに関してできるのは確かですけれど
それ以外の勉強であったり、家事や育児までもができる
と捉えるのは認知が偏っていますよね。
ただ、あなたに認知バイアスがあっても
決して恥ずかしいことではありません。
認知バイアスはほとんど全員があるものだからです。
認知バイアスのタイプは
人それぞれということですね。
そして、今回取り上げたいテーマは『敵意帰属バイアス』というものです。
『敵意帰属バイアス』とは、敵が多いと捉える認知バイアスです。
どのように見分けるかというと、敵が何人いるかを考えたときに
3人以上浮かんだ場合は、敵意帰属バイアスに当たります。
この基準は、心理学で定められているものです。
あなたは、敵は何人いると思いましたか?
敵意帰属バイアスがあったとしても、悪いことではなく
あくまでこのような認知をしやすい、というタイプなのですね。
食事で例えると、野菜ばかり食べるのは
偏りであるけれど、良い悪いではなく1つの個性ですよね。
ただ、敵意帰属バイアスを持っている方は
人間関係で
苦しみが生まれやすいです。
3人以上に『敵』というレッテルを貼っていると
安心して交流することができないですよね。
『敵意帰属バイアス』を持つ人には特徴があります。
それは『自信が無い』というものです。
なぜ、自信が無いと敵意帰属バイアスが生まれやすいのかと言いますと
相手に対して、責められたくないという警戒をするからなのですね。
例えば、あなたが『自分は堂々と話すことができない自分はだめだ』と
自己評価をしていたとします。
そうすると、相手に対して、堂々と話しができない人と思われたくない、と思うのですね。
背が低いことがコンプレックスの人は
相手から、『背が低いね』と言われることを恐れ
相手に敵意を向けるのです。
つまり、自信が無かったり、短所や欠点・コンプレックスが多いと感じている人ほど
『敵意帰属バイアス』を持ちやすいのですね。
あなたは、自分に自信を持って良い人間関係を築きたいと思いませんか?
自分に自信を持つ方法ですが、何かスキルを得たり、昇進をしたりすれば
自信を持つことができる、と思ってはいませんか?
これは正しいことのように見えて、実は間違いなのです。
何かスキルを得たり、昇進や結婚をしたとしても、自信というのは決して付きません。
なぜかと言うと、これは条件付きの自信だからです。
条件というのは、思考の中にあるものです。
なので、その条件をクリアして自信を持つことができたとしても
一時的なもので、条件をまた生んでしまうのですね。
条件を付けた時点で、自信が持てない無限ループにはまるわけです。
つまり、条件を外すことが、本当の自信の付け方なのです。
条件を外す具体的な方法ですが、残念ながら、ブログの文量で
説明をすることが難しいです。
なので、下記の無料メルマガで詳しく説明をしたので
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